柏さんのトブンデスブログ

最近全然カードあんまり触ってないから存在価値が危ぶまれてるブログ。百合いいよね百合。乙女ちゃんがかわいくて生きるのが辛い。

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第三話

書いたけどレビューするのを忘れてた第三話。
え?第二話の修正?まぁ、また今度ね(ぁ
不自然な部分とかかなりあると思うので、
指摘、感想、苦情などお待ちしております。

僕は何をしているんだろう・・・
なんだか悲しくなってきた。
サッカー部がそそくさと運動場へ向かう中、
バスケ部がおしゃべりしながら体育館へ向かう中、
帰宅部が塾だるいとか言いながら校門を後にする中、
僕はせっせと教室の窓を磨いていた。
「学校を勝手に抜けたりするからよ。しっかり反省することね。」
笑みを浮かべて言い放つ鬼原。
やはり彼女には、Sの素質があるらしい。しかも天性の。
今日の昼休み、ミクと一緒に裏山に行った僕は掃除時間までに学校に戻ることが出来ず、
しかも学校を抜け出していたことが荻原先生にばれてしまい、
今こうして、居残り掃除をしているのだ。
「先生、どうしてミクだけ無罪なんですか?納得いきません。」
「五月蝿いわね、口答えすると課題増やしますよ?」
「うぅ・・・」
やはり僕は言い返せない。
しかし何故だろう、荻原先生は何故かミクにだけには甘い。
今回も、二人一緒にばれたのに、ミクだけ無罪だ。納得いかない。
が、しかし、そのことについて抗議するだけの度胸は僕には無い。
まったく、なんて不条理な世の中なんだ。

教室掃除を終えた僕は、やっと理不尽な強制労働から抜け出すことができた。
一人乏しく教室を出る僕。
すると、廊下には一人の男の子が立っていた。
「遅かったな。」
無愛想な声で僕を迎え入れてくれたのは、
同じクラスのケイ君こと大林圭(おおばやしけい)。
僕よりも少し背が高く、少しおちゃらけた感じの子だ。
「さっきからそこにいたの?」
「うん。」
「教室に入ってくればよかったのに。」
「巻き込まれたら面倒だろう?」
まぁ、ごもっともな意見だ。
「そういえば西野、お前、アレ間に合いそうか?」
読者の皆様には、このケイの発言は全くもって理解できないであろう。
とりあえず、一つ一つ説明していこう。
まず、『西野』とは、僕の事だ。
大体の友達は、『ユウキ』っと呼ぶのに対して、コイツだけは苗字で呼んでくる。
まぁ別に、苗字で呼ばれるのが嫌ってわけではないけれど。
次に、『アレ間に合いそうか?』の『アレ』っと言うのは、作文のことである。
ついでに言うと、僕らは文芸部である。
僕らの「ら」には、ミクも含まれていて、二年生の部員はこの三人だけ。
僕ら文芸部は、秋の文化祭に向けて、物語を書いている。
が、現在9月の18日、文化祭の本番は29日。
「ちょっとヤバイかも・・・」
僕は苦笑いを浮かべながらそう言う。
しかし、実際はちょっと所ではない。
公開まであと11日しかないのにも関わらず、僕の作品は未だに手付かずの状態なのだ。
「頭の中では練りあがってるんだけど・・・」
「まぁ、がんばれよ。まぁ、俺は順調だけどな。もうすぐ完成かな。」
「そ、そう・・・よかったね・・・」
さりげなく自慢するケイ君。
「あ、そうそう、今日は部活ないらしいよ。」
「え?なんで?」
「なんかさ、最近滝本が学校に来てないんだって。」
「ふ~ん・・・」
っとここで、もう一つ説明をしておこう。
滝本とは、文芸部顧問の滝本理恵(たきもとりえ)先生の事。
本人曰く29歳らしいが、鯖を読んでいるという噂も。
少々オタクっぽい先生で、いつも伊達メガネをかけている。
「噂によれば、最近出たギャルゲーに没頭してるとか。」
「そんな理由で学校休むかなぁ・・・」
「いや、滝本なら有り得るって。」
「そうかなぁ・・・」
それからしばらく滝本トークを続けたあと、僕ら二人は教室を後にした。

帰り道、ケイの家の前に差し掛かった。
ケイの家を通り過ぎて、そのまままっすぐ行くと僕の家だ。
ふと、ケイが足を止めた。
「あのさ、次の土曜日暇?」
なにやら怪しい感じが。
「う、うん。どうかしたの?」
「今度の土曜さ、滝本の家に行ってみようぜ。」
やっぱり・・・。
今日の四時限目、ミクとの会話を思い出す。
「どうして?」
「先生がどうして休んでるのかとか、本当にギャルゲーに没頭しているのかとか、
調べてみたいと思わないか?」
「いや、僕は別に・・・」
「でもほら、先生が来ないと部活も出来ないし。作文も進まないぞ?いいのか?」
「そ、それは・・・」
いつの間にか、ケイのペースに乗せられていた。
「もちろん、行くよな?」
ここまで来るともう引き返せない。
「・・・、解ったよ。行く。今度の土曜日。」
「よし、決まりだな。じゃあ10時に俺の家に集合!それじゃ。」
そう言い残し、軽い足取りで家の中へと消えていった。
はぁ、軽くため息をつく。
裏山の事で、既に痛い目をみたばかりだ。今度の土曜、嫌な予感がしてならない。
第六感というやつだろうか?それとも、ただ単なる思い込みだろうか?
などと思想を張り巡らせながら、僕は残りの道のりを歩き始めた。

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コメント


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もしかしてケイってのは私がモデルになってるのか・・・?
それともS本のことですk(ry
ぁあ、名字そのままか(
ついでに言っておくと、
「大林圭君ことケイ君」じゃなくて、
「ケイ君こと大林圭君」だろうな(´A`)

sunset | URL | 2007年03月28日(Wed)22:10 [EDIT]


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